勤務アラート機能を追加しました
いつもレコルをご利用いただきありがとうございます。
2017年9月26日(火)にレコルをバージョンアップしました。
■バージョンアップ内容
- 「時間外アラート」機能の追加
- 「出退勤アラート」機能の追加
- 勤務区分の拡張
- 「所定内労働」項目の追加
- 共用打刻の打刻モード自動切り替え機能の追加
- その他 小改善
目次
「勤務アラート」機能を追加
勤務アラート機能では、予め設定された時間を超える残業時間を通知する「時間外アラート」と、打刻忘れや遅刻早退など日々の勤務をチェックする「出退勤アラート」を設定することができます。
時間外アラート
「時間外アラート」では上限となる残業時間を任意に、かつ複数設定できますので、例えば15時間、30時間、45時間とアラートを段階的に設定して通知することが可能になりました。
また、当月だけでなく過去2ヶ月や過去3ヵ月の合計時間にアラートを設定することができますので、36協定違反を未然に防ぐための警告としてアラートを設定することが可能です。
各アラートをクリックすると該当者が一覧表示されますので、注意すべき従業員をすぐに把握することができます。
チェックする残業時間の上限の変更はもちろん、アラート対象を所属や雇用区分ごと(社員、パート・アルバイトなど)に設定することもできますので、運用に合わせたカスタマイズが可能です。
※今回のバージョンアップに伴い、既存の所属やグループに設定している時間外アラート機能を廃止しています。お手数ですが新しい「時間外アラート」をご利用いただくようお願いいたします。
出退勤アラート
「出退勤アラート」では、これまでの勤務表の入力漏れのアラートに加えて、出退勤の打刻忘れや遅刻や早退、出退勤打刻と勤務表が1時間以上乖離している勤務などをアラートで通知することができるようになりました。
これにより「まだ出社していない社員はいないか」「打刻した時刻を不正に修正している社員はいないか」などのチェックを簡単に行うことが可能になります。
各アラートをクリックすると該当者が一覧表示されますので、該当する従業員をすぐに把握することができます。
アラートは設定メニューからON/OFFや本人に通知するかを設定することができますので、運用にあわせたカスタマイズが可能になっています。
その他の機能追加
勤務区分に「実働時間として扱う時間帯」の設定を追加
有給休暇や半休、特別休暇に実働時間として扱う時間帯を設定できるようになりました。
例えば、所定時間が”9:00~17:30(昼休憩12:00~13:00)”の場合は以下のように設定することで、勤務区分を変更するだけで実働時間が計上されるようになります。
・「有給休暇」の実働時間として扱う時間帯に”09:00 – 17:30″を設定
・「午前半休」の実働時間として扱う時間帯に”09:00 – 12:00″を設定
・「午後半休」の実働時間として扱う時間帯に”13:00 – 17:30″を設定
・「特別休暇」の実働時間として扱う時間帯に”09:00 – 17:30″を設定
勤務区分の「出勤日数にカウントする」で0.5日を設定可能に
これまでは出勤日数のカウントは1日単位でしたが、例えば半休休暇で出勤日数のカウントを0.5日にしたい場合は、勤務区分の設定を変更することで0.5日単位でカウントすることができるようになりました。
「所定内労働」の項目を追加
表示項目に「所定内労働」を追加しました。
所定内の労働時間が計上されますので、給与ソフトとの連携などにご使用いただけます。
初期設定では項目表示がOFFになっていますので、[設定]-[表示項目設定]より変更してください。
共用打刻の打刻モード自動切り替え機能の追加
共用打刻(名前をタップして打刻)でも出勤と退勤ボタンを切り替える時間を設定できるようになりました。
これにより、午前中は出勤ボタンを、午後には退勤ボタンをデフォルト表示するように設定できますので、出勤/退勤の打ち間違えを減らす効果が見込めます。
設定する場合は、画面右上のメニューから「画面設定」を選択して設定してください。
バグ修正
勤務設定の「実働時間の合計を丸める」の仕様を修正
これまでは開始と終了の時間を丸めた後に休憩時間を差し引いていましたが、休憩時間を差し引いた後に合計時間を丸めるように修正しました。
例:休憩時間”12:00~12:45″、実働時間の合計を”30分丸める”の設定で勤務時間が”9:00~18:20″の場合
■修正前
①開始~終了の時間を丸める(”9:20″ → “9:00″)
②上記①から休憩時間を差し引く(”9:00″ – “00:45” = “8:15″)
実働時間は”8:15″となります
■修正後
①開始~終了の時間から休憩時間を差し引く(”9:20″ – “0:45” = “8:35″)
②上記①の時間を丸める(”8:35″ → “8:30″)
実働時間は”8:30″となります
※今回の修正により、これまでと計算結果が異なる場合がございます。
「遅刻」「早退」の仕様を修正
これまでは遅刻時間と早退時間に休憩時間が含まれてしまっていましたが、休憩時間を控除するように修正しました。
例:所定時間”9:00″、休憩時間”12:00~13:00″で出社時間が”13:00″の場合
■修正前
①所定開始~勤務開始(”4:00″)
遅刻時間は”4:00″となります(休憩時間の1時間が含まれています)
■修正後
①所定開始~勤務開始(”4:00″)
②上記①に該当する休憩時間を差し引く(”4:00″ – “1:00” = “3:00″)
遅刻時間は”3:00″となります
※今回の修正により、これまでと計算結果が異なる場合がございます。
最後に
レコルは今後も新機能のリリースや機能改善を継続していきます!
また、ご利用のお客様の声を積極的に取り入れてまいりますので、機能やUIの使い勝手などどんなことでも
お気軽にサポートまでお伝えいただけますと幸いです。
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