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給与計算ソフトの見直し時期かも?インストール型と今話題のクラウド型を徹底比較!

近年、企業では人事労務をはじめとするさまざまな業務のクラウド化が進んでいます。(図1を参照)

クラウド型システムは、場所を選ばず業務を行える柔軟性や利便性といったメリットがあり、多くの企業から注目を集めています。

実際にクラウド型給与計算ソフトを導入する企業は増加の傾向にあります。

総務省が実施した「令和5年通信利用動向調査報告書」によると8割近くの企業がクラウドサービスを利用しており、そのうち5割近い企業が「給与・財務会計・人事」領域においてクラウドサービスを利用していると回答しています。(図2を参照)

出典:総務省「令和5年通信利用動向調査報告書」https://www.soumu.go.jp/johotsusintokei/statistics/pdf/HR202300_002.pdf, P7,P9, (参照 2024.12.6) をもとに作成

本記事では、給与計算ソフトにおけるインストール型とクラウド型のメリット・デメリットを比較し、それぞれの特徴について解説していきます。

給与計算ソフトの見直しをご検討されている方は是非参考にしてください。

インストール型給与計算ソフトの特徴

インストール型給与計算ソフトは、運用するPCに直接インストールして利用するシステムです。

メリット:

■ランニングコストを抑えられる

インストール型は買い切りのため、初期費用を支払えば、以降は年間の保守費用のみで運用可能です。月額料金が発生しないため、長期的にランニングコストを抑えられます。

■ネットワーク遅延による影響を受けない

オフライン環境で使用できるため、ネットワーク遅延の影響を受けることなく安定した操作性を確保、また外部環境に左右されずスムーズな業務が可能です。

■セキュリティリスクを回避できる

サービス提供元のサーバーに依存せず、情報漏えいのリスクを軽減できます。また社内の特定端末のみ利用可能しておくことで、内部不正防止にも役立ちます。

デメリット:

■コストや手間が掛かる

法改正や税率変更の際には手動でアップデートが必要です。アップデートするための作業時間や年間費用が発生し、運用の効率性やコストパフォーマンスが低下する恐れがあります。

■データ消失のリスク

特定のPCにデータが保存されるため災害やトラブル時に復旧が困難な場合、バックアップ対策を講じなければ、大切な給与データが失われる可能性があります。

■柔軟な働き方に対応しづらい

インストール型は特定PCでの利用が前提で、持ち運びやオンライン作業が困難です。テレワークや外出先での業務に対応できず、柔軟な働き方に対応しづらい点が課題と言えます。

クラウド型給与計算ソフトの特徴

クラウド型給与計算ソフトは、インターネットを通じて給与計算業務を行うシステムです。

メリット:

■月額料金のみで手軽に始められる

多くのクラウド型給与計算ソフトは初期費用が不要で、月額料金のみで手軽にご利用いただけます。大規模な初期投資が不要なため、中小規模事業者や初めて導入する企業にも適しています。

■法改正などあっても常に最新の状態で業務可能

法改正や税率変更にも無償で自動アップデートが適用されるため、常に最新の情報に基づいて計算が可能です。これにより手作業での更新作業が不要で且つ法令遵守が容易となります。

■紙発行からの脱却

一部のソフトは給与明細や源泉徴収票のWeb発行に対応しており紙の管理や郵送作業が不要なため、手作業の大幅削減や業務効率の向上が期待できます。

■柔軟な働き方に対応

クラウド型は場所を問わずどこからでもアクセス可能なためテレワークや出張先からの業務など柔軟な働き方に対応しています。

デメリット:

■カスタマイズの自由度が低い場合がある

クラウド型は汎用性が高い一方で、特定の業務や独自の運用に合わせた細かなカスタマイズが難しい場合があります。自社独自の要件が多い場合には導入時の検討が必要です。

■インターネット環境がない場所では利用できない

クラウド型はインターネット環境が必須のため、ネット接続が不安定な場所やオフライン作業を行う場面では利用できず、業務に支障が出る可能性があります。

まとめ

ここまでインストール型とクラウド型のメリット・デメリットを比較してきました。

それぞれ特徴が異なりますが、ランニングコストを抑えたい方やオフライン環境で作業したい方にはインストール型、業務効率化や柔軟な働き方を求めている方にはクラウド型がより適しているといえます。

自社にあった給与計算ソフトを導入するようにしましょう。

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