勤務表の勤務区分の拡張、二要素認証機能に対応しました
いつもレコルをご利用いただきありがとうございます。
2024年11月19日(火)にレコルをバージョンアップしました。
■バージョンアップ内容
- ・勤務表の勤務区分を拡張
1日の勤務に勤務区分を最大3つまで登録できるようになりました。
- ・二要素認証機能を追加
認証アプリで生成される認証コードを利用した二要素認証機能を追加しました。
- ・所定不足時間項目を追加
勤務表に所定時間に満たない労働時間を集計する「所定不足時間」項目を追加しました
- ・作業場所設定の拡張
作業場所に共有範囲(所属/グループ/利用者)を設定できるようになりました。
- ・その他小改善、不具合修正
スマートフォンアプリで複数の勤務区分を登録したり、二要素認証機能を利用する場合は、以下のバージョンへ更新する必要がありますのでご注意ください。
- iOS・・・v2.6.1以降
- Android・・・v2.6.1以降
※スマートフォンアプリはApp Store/Play ストアに反映されるまでに時間がかかる可能性がございます。
App Store/Play ストアでv2.6.0が表示されない場合は、申し訳ございませんがしばらくお待ちください。
目次
勤務表の勤務区分を拡張
1日の勤務に勤務区分を最大3つまで登録できるようになりました。
これにより「午前に有給休暇を取得/午後に特別休暇を取得」のように1日に複数の勤務区分が必要な勤務に対応することができます。
<活用例>
- ・1日の休暇を「午前有休」と「午後特休」で消化
- ・「遅刻」かつ「早退」した場合の記録
- ・「出勤」と勤務区分の回数をカウント(例:「深夜勤務」の回数をカウント)
【勤務表の編集画面】
※勤務区分の複数登録が不要な場合は、設定により非表示とすることも可能です
二要素認証機能を追加
認証アプリで生成される認証コードを利用した二要素認証機能を追加しました。
二要素認証を設定すると、ログイン時にパスワードに加えて認証コードの入力が必要となり、セキュリティが強化され不正アクセスの防止につながります。
【ログイン画面】
従業員の二要素認証の設定状況は管理画面から確認できます。
また、管理画面から二要素認証を解除することも可能です。
【二要素認証の管理画面】
二要素認証の設定手順はオンラインマニュアル「二要素認証を設定する」をご参照ください。
二要素認証の利用にはお手持ちのスマートフォンに認証アプリをインストールしていただく必要がございます。
「Google Authenticator」等の認証アプリをインストールしてご利用ください。
所定不足時間項目を追加
勤務表に所定不足時間項目を追加しました。
所定不足時間は所定時間に満たない労働時間を集計します。
1日の所定時間が「08:00」で労働時間が「06:00」の場合は、所定不足時間は「02:00」となります。
【勤務表画面】
今までは所定の勤務時間内で労働していない時間を「遅刻時間」「早退時間」に集計しており、シフト制の場合は勤務時間帯に応じて勤務設定を用意していただく必要がありました。
今回のアップデートにより「所定不足時間」を活用することで、シフト制の場合でも所定時間毎の勤務設定を用意するだけで、簡単に所定時間に満たない労働時間を集計することが可能になります。
「所定不足時間」項目を表示するには表示項目設定から表示を有効にする必要があります。
表示項目設定の設定手順はオンラインマニュアル「勤務表の表示項目を設定する」をご参照ください。
作業場所設定の拡張
作業場所に共有範囲を設定することで作業場所を表示する所属/グループ/利用者を指定できるようになりました。
共有範囲を設定することで利用者が使用する作業場所のみ表示させることができます。
【作業場所の登録画面】
その他の小改善
電話サポート予約のリマインド通知に対応
電話サポート予約の当日に、予約時に指定したメールアドレスへリマインドメールを送信します。
申請画面のUI改善
申請画面の「作業場所」「勤務区分」「勤務設定」「カレンダー」項目にて、申請前の内容を確認できるようになりました。
【申請画面】
<対象の画面>
- ・Webブラウザからの申請
- ・共用打刻画面からの申請
- ・パソリ打刻画面からの申請
※スマートフォンアプリの申請画面は対象外となります
無料お試し中の初期設定チェック機能を廃止
レコルのオンラインマニュアルページのリニューアルに伴い、無料お試し期間中にご利用いただける初期設定チェック機能を廃止しました。
初期導入時にスムーズにレコルの機能を確認いただくことを目的にリリースしましたが、その後に公開したスタートガイドと内容が一部重複していることからどちらを確認すべきか分かりにくいというご意見をいただいたため、より分かりやすいサポート体制を目指して、この機能を廃止する運びとなりました。
不具合修正
「深夜」の集計における不具合(労働時間の合計を丸める場合)
勤務設定で「労働時間の合計を丸める」オプションが有効の場合に、休憩時間があると深夜が正しく集計されない不具合を修正しました。
例:休憩時間”22:00~22:15″、労働時間の合計を”30分切り捨て”の設定で勤務時間が”22:00~23:20″の場合
■修正前
①労働時間の合計を丸める(”01:20″ → “01:00″)
②上記①から休憩時間を差し引く(”01:00” – “00:15” = “00:45″)
深夜:”00:45”
■修正後
①労働時間の合計から休憩時間を差し引く(”01:20″ – “00:15” = “01:05″)
②上記①から労働時間の合計を丸める(”01:05” → “01:00″)
深夜:”01:00”
※今回の修正により、これまでと計算結果が異なる場合がございます
「法定内残業」の集計における不具合(日・週計算の場合)
勤務設定で「日・週計算」および「休暇取得時間を勤務時間に含めて時間外を計算する」オプションが無効の場合に、「法定内残業」が正しく集計されない不具合を修正しました。
例:所定時間「日”7:00″/週”40:00″」、「休暇取得時間を勤務時間に含めて時間外を計算する」オプションが無効
労働時間「月”7:00″、火”7:00″、水”7:00″(有給休暇)、木”7:00″、金”7:00″、土”7:00″、日”00:00″」
日付形式「月~金”出勤日”、土”所定休日”、日”法定休日”」の場合
■修正前
法定内残業:”5:00″
■修正後
法定内残業:”7:00″
※今回の修正により、これまでと計算結果が異なる場合がございます
最後に
レコルは今後も新機能のリリースや機能改善を継続していきます!
また、ご利用のお客様の声を積極的に取り入れてまいりますので、機能やUIの使い勝手などどんなことでも
お気軽にサポートまでお伝えいただけますと幸いです。
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