週単位や月単位の時間外計算に対応しました
いつもレコルをご利用いただき誠にありがとうございます。
2018年2月22日(木)にレコルをバージョンアップしました。
■バージョンアップ内容
- 勤務設定に時間外設定を追加(日単位、日・週単位、週単位、月単位)
- 45時間、60時間を超過した時間外の集計に対応
- その他小改善
目次
勤務設定に時間外設定を追加(日単位、日・週単位、週単位、月単位)
これまでの所定時間(日計算)に加えて「日・週計算」「週計算」「月計算」での時間外の集計が可能になりました。
例えば、以下のような残業時間の集計ができます。
- 1日8時間、1週間40時間を超える勤務を残業時間として集計する
- 1ヵ月の総労働時間が基準時間を超えた分を残業時間として集計する(月単位の変形労働時間制)
勤務設定の編集画面に「時間外」のタブが追加されており、時間外の計算方法を「日計算」「日・週計算」「週計算」「月計算」から選択できるようになっています。
日・週計算について
日単位と週単位の所定労働時間を設定することで、例えば1日8時間、1週間40時間超えの残業時間を集計できます。
時間外は「時間外(日)」と「時間外(週)」に分けて集計されます。
同様に法定外残業も「法定外残業(日)」と「法定外残業(週)」に分けて集計されます。
<所定時間の設定項目について>
所定時間(日単位) | 1日の実働時間のうち、所定時間を超えた分が時間外となります |
所定時間(週単位) | 1週間の実働時間の合計のうち、週の所定時間を超えた分が時間外となります ※週が締め日をまたぐ場合、前月の最終週を含めて1週間を集計します |
週計算について
週の所定時間を設定することで、時間外が「時間外(週)」に、法定外残業が「法定外残業(週)」に集計されます。
<所定時間の設定項目について>
所定時間(週単位) | 1週間の実働時間の合計のうち、週の所定時間を超えた分が時間外となります ※週が締め日をまたぐ場合、前月の最終週を含めて1週間を集計します |
月計算について
暦日数ごとに月の所定時間を設定することで、所定時間を超えた分が「時間外」や「法定外残業」に集計されます。
月単位の変更労働時間制の場合に、基準時間を所定時間として設定してください。
<所定時間の設定項目について>
所定時間(月単位) | 月の所定時間を暦日数ごとに設定します。 1か月の実働時間の合計のうち、月の所定時間を超えた分が時間外となります。 |
詳しくはオンラインマニュアル「勤務設定(開始/終了や休憩時間、丸めなど)を設定する」をご覧ください
勤務設定ごとに「時間外の計算方法」を設定可能に
これまでは環境設定でしか「時間外の計算方法」を設定することができませんでしたが、勤務設定単位に「時間外の計算方法」を設定できるようになりました。
これにより、例えばフレックスと一般社員で異なる計算方法を設定したい場合でも運用が可能になりました。
週の開始曜日を設定可能に
週単位の残業時間を集計する際の週の開始となる曜日を設定できます。
45時間、60時間を超過した時間外の集計に対応
時間外の閾値に45時間や60時間など任意の時間を設定することで、閾値を超えた分の時間外を集計することができるようになりました。45時間や60時間超以外にも、みなし残業の時間を設定することで、みなし残業超過分の集計も可能です。
閾値の設定
[設定]-[環境設定]の「時間外の計算方法」から設定してください。
※勤務設定ごとに設定することもできます
項目の表示
[設定]-[表示項目設定]から「時間外超過1」もしくは「時間外超過2」が表示されるようにしてください。
閾値1を超えた時間外は勤務表の「時間外超過1」、閾値2を超えた時間外は「時間外超過2」に集計されます。
詳しくはオンラインマニュアル「45時間や60時間を超過した分の時間外を集計する」をご覧ください
その他の小改善と不具合修正
所定休日の「法定内残業」の計算処理の不具合を修正
「所定休日の実働時間を時間外として計算する」オプションがOFFの場合、 所定休日の「法定内残業」の計算方法が平日と同じになってしまう不具合を修正しました。
例)所定休日(土曜日)の勤務が09:00~20:00(休憩1時間)の場合、以下のようになります。
法定内残業:8時間
法定外残業:2時間
実働時間 :10時間
※今回の修正により、これまでと計算結果が異なる場合がございます。
「有休取得時間を時間外に含めて計算する」の不具合を修正(複数回勤務の場合)
複数回勤務の1日集計にて、「有休取得時間を時間外に含めて計算する」オプションがOFFの時に、勤務区分の有休取得時間が時間外に含まれている不具合を修正しました。
自動休憩の設定可能な数を5個から10個に増やしました
勤務設定の休憩時間で設定できる自動休憩の数を5個から10個に増やしました。
最後に
レコルは今後も新機能のリリースや機能改善を継続していきます!
また、ご利用のお客様の声を積極的に取り入れてまいりますので、機能やUIの使い勝手などどんなことでも
お気軽にサポートまでお伝えいただけますと幸いです。
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